勝利するのは制限なき大統領権力か、それともアメリカの民主主義か。 ブッシュ政権の秘密主義に対して、開かれた政府を維持するため、情報自由法などの法律を武器に闘う弁護士や記者たちの記録。 * 国旗に包まれた棺桶／ラルフ・ベグライター * 「戦争でまる儲け」を暴く／ダニエル・ポリティー * アブグレイブとグアンタナモでの拷問／アムリット・シング * ブッシュ政権と石油業界の深いつながり／シャロン・ブッチーノ * 公益弁護の開拓者がチェイニーの秘密主義と対決／アラン・モリソン * アラスカ石油流出事故の真の被害を追及／リチャード・スタイナー * 石炭業界が消した山頂／ケン・ウォード・ジュニア * アシュクロフト司法長官の秘密逮捕を止める／ケイト・マーティン * 愛国者法下の秘密捜査を糾弾する／ジャミール・ジャーファ * コンピュータ、プライバシーとアメリカ合衆国憲法／デイヴィッド・ソベル * 元FBIの内部告発者を守る／マーク・ゼイド * FBIによる市民団体への諜報活動を曝す／ベン・ワイズナー * ニクソンとブッシュ：大統領文書をめぐる闘い／スコット・ネルソン * FBIに違法謀報を謝罪させる／セス・ローゼンフェルド * 民主主義に未来はあるか／スティーブン・アフターグッド

日本の株式市場の規制を学ぶために来日した一米国青年。 政治家と株式ブローカーの癒着による株価操作事件を裁判所で傍聴し、裁判の内容をメモに記す彼の前に、メモ禁止の厚い壁がはだかった。 裁判所でメモをとる自由を求めて、男たちの闘いが始まった！