知る権利
情報公開
ご訪問ありがとうございます!
1981年、弁護士になりたての私は、日本の法律家と出会い、はじめて「知る権利」や「情報公開法」の重要性を知りました。
同じ頃、日本自由人権協会(JCLU)のメンバーを中心とする「情報公開法を求める市民運動」が発足し、情報公開法の制定実現に向けて積極的に活動していました。
彼らと知り合ったことをきっかけに、私はJCLUの業績や日本の民主的活動家について研究を続けています。
民主憲法発効の1947年に発足したJCLUが現在もなお力強く活動していることを大変うれしく思います。
このウェブサイトでは、私自身の執筆、日本の裁判所における傍聴人のメモに道を開くことになった「法廷メモ訴訟」、その他の憲法関係のテーマについてご紹介します。
ローレンス・レペタ
1989年3月
ブックツアー
“Japan's Prisoners of Conscience“
- Protest and Law During the Iraq War -
(日本の良心の囚人 - イラク戦争への抗議と法 - )
憲法上の表現の自由は、日本の民主主義社会でどこまで許されるのか。
イラク戦時下2004年、日本における反戦ビラ配布で逮捕され、日本で初めてアムネスティが「良心の囚人」に認定した3人の平和活動家を描いた渾身のノンフィクション。
関係者のインタビューと詳細なリサーチをもとに、平和運動や裁判の様子を忠実に再現し、警察による厳重な取締まりや民主主義における法の支配が提起するさらなる問題へ読者の興味を誘います。
逮捕された活動家やその支援者の考え、憲法上の表現の自由のために立ち上がった市民運動家や法律研究者の熱い思い、緊迫した法廷の様子や裁判長の判決言い渡しなど、スリリングな展開で法知識の垣根を越え広く読者を魅了します。 2022年11月にラウトレッジ出版社から英語版発売。
書評
“Japan's Prisoners of Conscience“
- Protest and Law During the Iraq War -
(日本の良心の囚人 - イラク戦争への抗議と法 - )
東京大学法学部 ダニエル フット教授による書評が、the Journal of Japanese Studiesに掲載されました。
(2024年3月)
The Journal of Japanese Studies, Volume 50, Number 1, Winter 2024, pp. 222-226 (Review)
日本におけるオープンガバメントの提唱者であり、
元第二東京弁護士会会長の三宅弘弁護士とともに。
「知る権利」は、書道家でもある三宅氏の書です。
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